プロフィールProfiles
【橋本一子】ノンジャンルでカテゴライズされない独自の音楽で音楽界の先端を走り続ける。1980年のYMO「テクノポリス2000-20」へのゲスト参加をはじめ、内外の多彩なアーティストと共演。1981年の「Colored Music」以来20枚以上のリーダー作をリリース。映画やアニメ、CM等の音楽も多数。近年ではアニメ「コードギアス~亡国のアキト」の音楽「LUPIN the Third -峰不二子」のオープニングテーマでのリーディングで話題を集めた。
【中村善郎】1990年「リテラリオ」でCDデビュー。抑制の効いたヴォーカルと端正なアコースティック・ギターの演奏でブラジルをはじめ海外でも高く評価されるボサノヴァ・マエストロ。ピエール・バルー、リチャード・ボナ、リシャール・ガリアーノなど世界のトップミュージシャンとも共演。2014年10〜11月自身の作・編曲・演奏による「おつきさまのうた」がNHKみんなのうたとして放送された。
ジャズからポップスまで幅広い活動をする“橋本一子”と、日本のボサノヴァシーンの第一人者“中村善郎”によるボサノヴァデュオ。
橋本の澄んだ声とピアノ、中村の甘い声とギターのマッチングは至福のサウンド。
収録曲は「彼女はカリオカ(Ela é Carioca)」「サマー・サンバ(So Nice)」など、お馴染みのボサノヴァ・スタンダードを基調に、スティービー・ワンダー作「マイ・シェリー・アモール」や、二人それぞれのオリジナル曲も含む多彩な内容。ボサノヴァの王道をゆく中村のサウンドに、橋本のジャズ的センスが彩りを加え、シンプルながら芳醇なアコースティック・サウンドが広がる。橋本の軽やかに澄んだ歌声と、中村のヴェルベット・ヴォイスと評される甘く響く歌声のマッチングは、お互いの魅力を引き立て合う、まさに唯一無二の出会いと言えよう。長年に渡る活動を通じてオリジナリティーを追求してきた二人にしか作れない、ジャパニーズ・ボサノヴァの新たなるスタンダードがここに完成した。 |