プロフィールProfiles
植草ひろみ
東京藝大音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業後、1987年より10年間、新日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。退団後、ロサンゼルス録音のピアソラ曲集のCD「Cafe 1930」をリリース。またブエノスアイレスにホセ・ブラガート氏(ピアソラの親友チェリスト)を訪ね、教えを受け多くの楽譜を持ち帰リ、日本で紹介している。国内外のアーティストとの共演も多く、 アンドレ・ギャニオン氏の日本公演、“久石譲氏と9人のチェリストのコンサート・ツアー”、ペギー葉山氏、江原啓之氏のリサイタル、また中村雅俊氏のCD“ワスレナイ”に収録の“花は咲く”に参加している。また自身2枚目のCD「いつかの美しい日のように」は、音楽誌を中心に高い評価を得た。
2014年、早川りさことのライブ・ハイレゾサラウンド・アルバム「Song of the Heart」をダウンロード販売のみでリリース。
2015年、作曲家でピアニストの中村由利子とユニット“リベロバ”を結成しCD「This is Liberoba」をリリース。同年ハープの早川りさことの「Sound of the Sky」もCDとハイレゾサラウンドでリリースした。ラジオ番組、ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格を持つなど活躍の幅を広げている。
オフィシャル・サイト:http://www.U1.sokei.co.jp/Hiromi/
菊地知也
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。
第6,8回霧島国際音楽祭にて奨励賞受賞。東京藝術大学にて安宅賞受賞。
1991年、第60回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、特別賞受賞。
1994年、第4回日本室内楽コンクール第1位、併せて東京都知事賞受賞。第1回全日本ビバホールチェロコンクール第1位。
霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、湯布院音楽祭、木曽音楽祭、ひろびろ音楽祭、オホーツク音楽祭、沖縄ムーンビーチ・ミュージック・フェスティバルなど多くの音楽祭に参加している。
また、紀尾井ホール室内管弦楽団、アンサンブル・ノマド、アクロス弦楽合奏団、カルテット・プラチナム、バロック21、アンサンブル・ロココのメンバーとしての室内楽活動やソリストとしても活躍。
全国各地のコンクールの審査員も務め、東京芸術大学、桐朋学園大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
現在、日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェリスト。日本チェロ協会評議委員。
オフィシャルサイト:http://asoweb.net/solist/soli02k.htm
渡部玄一
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、桐朋学園大学卒業。同校研究科卒。
1993年、NYのジュリアード音楽院卒。NY在住中には国連総本部やリンカーン・センターなどで数度に渡りリサイタルを開催、好評を博す。インディアナ大学でさらに研鑽を積んだ後、帰国。以来、NHK-BS、NHK-FM出演をはじめ、ソリスト、室内楽、オーケストラ奏者として幅広く活躍している。
2003年より文化庁海外派遣員として一年間ドイツのミュンヘンにて研修。
2008年、(株)東京アンサンブルギルド設立。通常のコンサート活動の他、日本各地を訪れ300校以上の学校を訪問、また介護施設、養護学校、少年院等の訪問演奏も積極的に行っている。
現在、読売日本交響楽団団員、及びフェリス女学院講師。著作に「ワタナベ家のちょっと過剰な人びと」海竜社出版などがある。
2011年にファーストアルバム「It’s Peaceful Here ここは良きところ」リリース。
2014年よりDHCシアターにて自身がホストを務める音楽番組「音の教養」の放送がスタートし、翌年には同番組コンサートを開催。
2015年2月、ドラゴンクエストの作曲家として知られている、すぎやまこういち氏プロデュース番組「日いづる国より」にゲストとして出演。
オフィシャルサイト:http://tokyo-eg.wixsite.com/genichi-watanabe
渡邉辰紀
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。
在学中は優秀な学生に贈られる「安宅賞」を受賞したり、日本音楽コンクールにも入賞する等華々しい成績を修めるが、驕ることなく2年間も修学期間を延長し、それでもあきたらずドイツはデトモルトに留学。カリーネ・ゲオルギアン女史の薫陶を受ける。
6年に及ぶ研鑽の締めくくりに、ドイツ国家演奏家試験でフリードリッヒ・グルダのチェロ協奏曲を演奏し、特別賞付きで合格。同時に北西ドイツフィルハーモニーにソロ・チェリストとして入団。10年間在籍し「ドイツ国家室内楽奏者」の称号を獲得。
2006年夏、16年間のドイツ生活にピリオドを打ち完全帰国。東京フィルハーモニーに首席チェリストとして入団。
オーケストラはもとよりソロ、室内楽、果てはジャズ、ロック、民族音楽と多彩な音楽活動は高く評価されている |