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『月を作る計画』

1 ロレンスの昔語り
2 動物園は雨の中
3 ジュリエット・タンツ
4 月を作る計画
5 終わらない夏の王国
6 クジラの形の大きな雲
7 サーカスの団長になりたい
8 ドルフィンズ
9 アゲハの唄
10 ユメコの唄
11 サーカスの日々
12 ロレンスの昔語り(リプリーズ)
13 夢見る様に空を飛びたい
14 おやすみ

All Songs 作詞/作曲/編曲 神田慶一


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国立オペラ・カンパニー青いサカナ団
http://www.aoi-sakana.jp/index.shtml

2017年の春、青いサカナ団は新たな挑戦に乗り出すことにした
初となるレコーディング作品「月を作る計画」を作る計画である

「4月は残酷な季節だ」
T.S.エリオットの一節から始まるセンチメンタルな夢想の旅
28年間書き溜めた18作のオリジナルオペラから選び抜かれた14の歌達
メロディはそのままに、全ての音符に新たな息吹を吹き込む
End of blueという名のバンドに管弦楽、ブラス、コーラスを加えいっそオペラを離れ、思い切りポップな世界へと翼を広げてみよう

デジタルの時代に抗う様に、全てを生演奏で行ない
それは美しく、素晴らしい音のカケラとして盤面に刻まれている

鞄の奥で眠り続けていた歌達に新たな生命が宿った瞬間
新たな音楽の地平へと羽ばたき始めるエフェメラルな僕らの翼
美しく儚い14の歌が1つの物語を描き出す

この歌たちが皆様の心に響きますように!

プロフィールProfiles

神田慶一
東京都出身。筑波大学附属高等学校卒業。
1989年、国立音楽大学楽理学科を主席で卒業。同年卒業に際し、有馬賞を受賞。
在学中より来日オペラ団体日本公演の制作助手を務め、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン国立歌劇場、フィレンツェ歌劇場等と共に仕事を行う。89年のウィーン国立歌劇場日本公演の際、同団の芸術監督クラウディオ・アバドとの舞台製作を期にオペラ指揮者としての修行を始める。
1992〜95年に渡仏し、アカデミー・インターナショナル・ド・ムジーク、指揮科に入学。パリ国立音楽学校教授J=J.ヴェルネールに師事。同年、フランス国立オペラ・ド・ナンシーの音楽監督J.カルテンバックに指揮法とオペラ劇場に於ける指揮活動を師事する。1994〜95年には英国ロイヤル・バレエ・コヴェント・ガーデンの音楽監督B.ワーズワースにバレエ音楽指揮法を師事し、幅広く舞台音楽に研鑽を積む。
1989年に一般への舞台活動の普及と日本音楽文化の活性化をテーマに<国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団>を結成。現在まで同団の芸術監督、主席指揮者を務めている。

活動の主軸となるオペラ作品の作曲としては、『銀河鉄道』(94年)、『アリス!』(96年)、『クローンのジュリエットはロミオの夢を見るか?』(98年)、『東京アラビアン・ナイト』(99年)、『祭の唄がきこえる』(2000年)、『1983(ichi-kyu-hachi-san)』(01年)と継続的に発表を続け、『僕は夢を見た、こんな満開の桜の樹の下で』(03年;東京文化会館委嘱作品) では第1回佐川吉男音楽賞を受賞。翌年の『あさくさ天使』(04年)は東京文化会館委嘱作品として、江戸開府400年記念事業として公開された。
その後、公演会場を新国立劇場に移し、『アゲハの恋』(07年)、『マーマレイド・タウンとパールの森』(08年)、『終わらない夏の王国』(09年)、『輝きの果て』(09年)を発表。さらに小劇場規模の作品『魔術』『銀河鉄道の夜』(14年)、『星降る夜に逢いましょう』『Rapunzel-3058』(15年)を発表。近年では公演会場を東京芸術劇場に移し『海の青よりあおいもの』(16年)、『ルシファーの夜』(17年)と現在までに18作品を発表している。そのいずれもが西欧の正統的な伝統を踏襲しつつも、和楽器やロックとの融合など従来の枠に留まらない魅力を備え、新世代のオペラとして高い評価を受ける。『1983』以降のオペラ作品では原作・脚本・演出も担当し活動の領域を拡大している。

オペラ以外にも多岐に渡る作品を発表しており、俳優座など数々の劇団に劇音楽を作曲提供。舞踊、舞踏のジャンルでもバレエ音楽「人魚姫」や長嶺ヤス子委嘱による舞踊曲を作曲。セミクラシックのジャンルでもスラヴァ、本田美奈子、江原啓之や天野由梨(声優)への楽曲提供、コンサートやアルバムのプロデュース、編曲等を行なう。ミュージカルでも98年に富山オーバードホール委嘱作品に楽曲を提供している。映画音楽としても大森一樹監督作『世界のどこにでもある、場所』にムーンライダーズのかしぶち哲郎氏と共に楽曲提供、編曲を行なっている。またコンピレーションCDのプロデュース、監修として『クラシックの達人』(全5巻)、『オペラの愛の物語』(全4巻)、『音の庭園散歩』(全4巻)、『怪奇倶楽部へようこそ』などを出版している。

指揮者としても青いサカナ団専属オーケストラ<Orchestre du poisson bleu>を率いて歌劇、バレエから演奏会まで様々な公演への出演を行っている。茨城県日立市の野外オペラ公演『トゥーランドット』(01年)では10,000人超という国内最大数の集客を実現した公演の音楽監督、指揮者を務めた。その他にも数々の管弦楽団と共演しており、『くるみ割り人形』(97年)で仙台フィルハーモニー管弦楽団、『白鳥の湖』(01年)で神奈川フィルハーモニー管弦楽団、『外套』(03年)で東京フィルハーモニー交響楽団、『おさん』(04年)で東京都交響楽団、『日本オペラ絵巻』(06年)で東京シティフィルハーモニック管弦楽団、『パリのアメリカ人』(08年)で大阪フィルハーモニー交響楽団、『終わらない夏の王国』(09年)でアンサンブル金沢、ベートーヴェン『第九交響曲』(10年)で徳島交響楽団を指揮している。
一般大衆や児童への音楽文化の普及と振興にも積極的に取り組み、「音の水族館〜子供のためのコンサート」、「Orchestra Meets The Beatles」といった親しみやすく、鑑賞と参加の両立を果たした演奏会を数多くプロデュースし、一般の合唱団や学生、児童への指導、ワークショップを精力的に行っている。
自ら率いる青いサカナ団以外の役職としては、1999〜2001年に茨城県日立市オペラプロジェクトの音楽監督、2008〜09年には石川県金沢市ジュニアオペラスクールの芸術監督を務める。2007年から2期に渡り早稲田大学オープンカレッジで「オペラの歴史と様式」「ワーグナー分析」の講師を務める。2009年には東京都千代田区主催の「舞台表現講座」の講師を務め、2010年からは「神田塾」と名称を改め、定期的にワークショップを開催している。
現在、国立オペラ・カンパニー青いサカナ団芸術監督、首席指揮者。
城西国際大学メディア学部、非常勤講師。






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